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  • エレクトーン奏者 中村麻由

「いのち」と「かぞく」を考える『読み聞かせ&演奏会』

9月14日(木)14:00開演

花小金井 ふれあいパーク ホールロゼリア

〜「いのち」と「かぞく」を考える〜

『ふれあいパークの読み聞かせ&演奏会』

平日の昼間なのにも関わらず、60名のお客様で会場は満席でした。

本当にありがとうございました。

女優の樹原ゆりさんの朗読と、私のエレクトーン演奏のステージでした。

今日は秋の訪れを感じられるように、オープニングには「赤とんぼ」を選びました。

エレクトーンの美しいストリングスの音色を堪能していただけていたら嬉しいです。

今回は〝「いのち」と「家族」を考える〟で、選ばれた物語は…

『十三湖のばば』著書:鈴木喜代春

この物語は、青森県西津軽郡車力村(現在の青森県つがる市)。

明治時代、貧困と飢餓と過酷な自然と戦い続けた老婆の思い出話で綴られた物語。

津軽弁の訥々とした語りで、ひたすら我が子や夫の死を追っていく…

楽曲選びにも苦労しました。

11人の子供達のお話の場面では、〝わらべうた〟から「とうりゃんせ」「江戸子守唄」「かごめかごめ」「ひらいたひらいた」。

おやじ(旦那様)の場面では、三味線や尺八で「荒城の月」。

老婆の現在の幸せな暮らしの場面では、「ソレアード〜子供達が生まれるとき〜」。

エンディング曲は、主催者の 株式会社いせや 様からのリクエストで、映画『おくりびと』からメインテーマ「おくりびと〜memory〜』。エレクトーンで奏でる、チェロとピアノ、ストリングスの美しい音色をお聴きいただきました。

物に溢れ、食べ物に溢れ、安全で守られた現代を 当たり前に生きる私たちに、生きている事の「奇跡」を感じさせてくれるお話でした。

涙を流してくださる方もたくさんいらっしゃいました。私自身もたくさんの事を考えさせられる物語との出逢いと、音楽的にも勉強させていただきました。

本当にありがとうございました。

中村麻由

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